りてっく!

不動産テック[Real Estate Tech → リテック]の話題(IoTやスマートホームとか)を中心にぼやいていきます(^^)

IoTで家事や生活はどこまで便利になるのか?安全面は?

近頃『IoT』という言葉を、テレビやネットで頻繁に聞くようになり

世間一般的にも認知はかなりされているのではと思います。


昨日、↑の記事を見た。

共働きになっても女性が家事の大半を担っており、

負担軽減へのニーズが高まっていること、そして冷蔵庫の中にある食材からできる料理を提案する「IoT冷蔵庫」の紹介という内容。

 

IoT住宅という言葉も聞くようになり、

住宅にIoTを搭載する、スマートホームに関心を持つ人も多い。

Amazon EchoGoogle Homeといったスマートスピーカーと連動することで、

声で家電を操作する ということも今や皆当たり前に知っている。(導入している家庭はまだまだ少ないと思うが)

 

そこで、IoTでどこまで家事や生活が便利になるのか、安全面はどうなのか、下記にまとめてみこうと思う。

個人的見解も入っていますが、おおらかな気持ちで見てください。

 

スマートホーム

 

■掃除

ルンバに代表される掃除機ロボット。

物質センサーが付いていて、対象物との距離やその物の形、場所を測定して、ぶつからないように動いている。段差も確認して落ちないようになっている。

今やスマホで操作ができ、日曜日の9時に起動、といったスケジューリングも可能。

電池なくなったら勝手に充電場所に戻って充電。

 

極めつけは、

センサーで情報を集めて、最適ルートを検出したり、家の中で掃除できなかった場所がわかりやすく表示したりと、とーっても今のロボット掃除機は賢い。

 

家の中で掃除できない場所が多すぎて、一定期間でバッテリー交換が必要でコストも掛かるため、個人的には現在買おうとは思えないけど

十分な広さがある家で、お金に余裕のある方は、試してもいいかもしれない。

 

下記の記事がおすすめロボット掃除機を紹介してるから、興味のある方は見てください。

 

■料理 

冷蔵庫は、冒頭に紹介したとおり、食材の中から料理を提案してくれるといった機能がある。

フライパンにIoTセンサーが付いていて、最適な温度で焼き知らず、といった物や、

インターネット対応しているガスコンロもある。

 

ただ個人的見解を述べると、火を扱う料理では、IoTには対応させないほうが安全なんじゃ…と思ってしまう。ハッキングとかされてしまうリスクを考えるとやはり怖さが残る。ハッキングされてガスコンロに火を付けられたら…大変なことになる。

 

そして間違ってもスマートスピーカーに対応は絶対したくない。子どもが「火を付けて」「温度熱くして」とか言ってしまうかもしれないし…

 

冷蔵庫の料理提案も正直言って不要派。 そこまで便利になるとは思ってない。それより、賞味期限を延命させる冷蔵庫を作ってくれたほうがよっぽど嬉しい。

 

■洗濯

スマホから洗濯状況を見れたり、洗濯が終わったら通知してくれる、スマートスピーカーに「あと何分で洗濯終わる?」などど聞くことができたりする。

 

「今日は雨が降るから乾燥機能をおすすめします」

「今週末は天気がいいのでカーテンを洗ってみませんか」

などと、天気や季節に応じて洗濯方法のアドバイスをしてくれたり、

洗濯物に応じた最適な専用コースを教えてくれる機能があったりするらしい。

 

…まぁ正直言って別にこのIoT洗濯機はなくてもいいかなと思う。

「あと何分で洗濯終わる?」とか聞かなくてもいいのでは…

洗濯開始した時点で大体終わる時間読めるし、終わったら音鳴って気付けるし、アドバイスも特にいらないと思ってしまう。。

 

通常の洗濯機能+乾燥機能があれば十分で、他の特別な機能は不要。

洗濯機能自体の質を上げてくれるほうが嬉しい。

 

■リモコンを使う家電

代表的なところはエアコン、テレビ、照明。

(あとは、扇風機やファンヒーターとか?)

 

これらの家電とIoTは相性良くて、個人的にも導入したいと思える。

スマホで外から操作したり、例えば育児で手が離せない時に声で家電を操作できるのは便利。

夜11時になったら電気を消すといったスケジューリングも、やり方次第では可能みたいなので、生活リズムの形成に役立つのではないだろうか。

 

ただ、照明って家の中にいくつもあるけど、IoT化するのは部分的で良いと思う。

トイレの照明や寝室の照明をわざわざIoT化しなくても。自分がその場所に付いた時に手動ないしはセンサーで付くようにすればよし。

 

少し怖い面で言うと、

エアコンやファンヒーターをネット接続していて、ハッキングされて付けっぱなしにされ、一酸化炭素中毒になったらと考えると怖いけど…

接続する家電は慎重に選んだほうがよさそう。

 

■玄関の鍵

スマートロック - Wikipedia

玄関の鍵をIoT化。

スマートロックとも言われ、スマホで操作して開錠したり、ICカードをかざして開錠したり、テンキー入力で開錠できたりする。(顔や虹彩を識別して開錠といった方法も)

 

これも、鍵を閉め忘れた時とかに遠隔で確認して施錠できるのは便利だろうなと思うけど、ハッキングされて鍵を開けられたらと思うとリスクありそう。

あと、スマートスピーカーに対応していたら、声で鍵を開けるということも?

 

うーん怖い。。

ネット接続してスマホ操作で開錠する機能は個人的には付けたくないかな。

他の開錠機能はあってもいいと思う。

 

■窓の防犯

 小さな製品を窓に取り付け、揺れや動きを感知してスマホに通知してアラームが鳴るタイプがあったり、センサーの距離で戸締りされているか確認できたり、

中には窓の鍵部分にセンサーを内蔵し、締め忘れたとなった時にスマホで遠隔操作したりといったことができる。

 

これまでと同様に、スマホで遠隔操作できるタイプは、ハッキングされたら侵入されるリスクが出てくると思うので、要検討。

 

ただ、不審者の侵入経路の9割は玄関・窓からとされているので

防犯措置は講じたほうがいいかと思う。

 

■最後に

他にも、電子レンジやコーヒーマシン、カメラ、ベッドなど

IoTに対応してるスマート家電があります。

 

自宅や離れている家族の家にカメラを付けて、子供や高齢の親を管理(監視)できるようにするのは、個人的にはプライバシーの観点から付けたくはないかな。見られる側も気分よくないだろうしね。

 

あと、スマートタグ

https://www.biccamera.com/bc/c/pc/smarttag/index.jsp

財布など大事な物に付けておいて、失くした時とかに探しやすいし、

子供ができたら持たせておいて、帰宅したらLINEやメールで通知が来るようにできるのは便利。これは使ってみたいと思う。

 

以上、ばーっと書き綴ってみました。

これからもIoT対応の家電製品はいっぱい出てくると思います。

 

自分に必要か。これはIoT対応したら危ないのではないか。

一見便利だけど、弱点も絶対潜んでいると思うので、比較して必要だと思ったら購入して欲しいと思います。 

 

そして、開発企業は

消費者が本当に求めているのはどんな機能かを今一度振り返り、IoTに限らず本当に便利な製品を作ってくれると嬉しいです。